第122回 HITOTSU学公開講座 (2016.10.16)

先月より、スタートした新シリーズ「ソフトウェア戦争を勝ち抜く日本の人づくり戦略」全3回シリーズの第2回目を開催させていただきました。

まず、HITOTSU学、観術の導入として私たちの日常の問題の9割は占めると言われるのが人間関係の問題です。疎通ができない原因、その原因を解決する技術が観術であるという話からいたしました。

人間の脳は、部分だけをとり、違いだけをとり、過去とつなげて認識するクセがあります。その脳の観点に固定されていては、一人ひとりの観点の違いから、循環が起きず、常にストレスや、不安を抱えてしまい、いつも相対比較してしまいます。そして、相手との観点の違いから関係性を構築できず、摩擦・衝突してしまうのです。

観点の固定から自由になるには、人間の脳は全体、共通を取れず、見ている現実世界は、有るのが当たり前ではなく、すべては認識の結果であることを納得することです。

全体的な話としてソフトウェア戦略の重要性をポイントで振り返りました。詳しい内容をご覧になりたい方は、第1回目開催レポートをご覧ください。

現在の日本の取組とはどういったものかを「内閣府 第5期科学技術基本方針概要より(一部抜粋)」紹介しました。
しかし、根本的に考え方が間違っているのです。なぜならば、人間のバージョンアップ無しに、本当の豊かさは得られませんし、超スマート社会を作ることはできません。

AIなどの進化で超スマート社会になれば、テロがなくなり、人間は本当の幸せを得られるのでしょうか?新しい時代を切り開いていけるのでしょうか?

AIがどれくらい進歩しているのか?私たちにどんな影響を与えるのでしょうか?訪れる危機を3つでまとめました。

 

1.雇用の危機

英オックスフォード大学でAIの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が「雇用の未来」で記した内容によれば、10年以内に半数の雇用が喪失するという結論に至っています。
人間よりも遥かに知能に優れたAIの前では人間という労働単位の価値は失われていくのです。
グーグル現CEOラリーペイジ氏は、「人工知能の発達により現在日常で行なわれている仕事のほとんどをロボットが行い、近い将来10人中9人は今とは違う仕事をしているだろう。」
近い将来は、明日といっても過言ではありません。それくらいAIの進化はすさまじい変化を遂げています。嫌だと思っても今の仕事のほとんどが機械によって代行されるのは必ず起こることです。

 

2.アイデンティティの危機

現実とは何か?人間とは何か?明確に理解していないとVR(仮想現実)、AR(拡張現実)が一般的に普及することによって、現実感覚の混乱が起こってしまいます。さらに触覚のVRまで実用化され、感性も理解するヒューマノイドが生まれ、記憶の外部装置化も可能になる近未来が急速に近づいているのです。

 

3.尊厳の危機

そもそもAI時代に「地球上に人間は必要なのか、なぜ存在するのか。」人間の存在意義を整理できなければ、尊厳性破壊につながってしまいます。仕事はすべてはAIがやってくれる時代になって、人間が何もしなくても社会は回っていく時代に、「あなたは何のために生きている?」と聞かれて、その時に自信持って答えられるでしょうか?人間はどこからきて、どこへ行くのか?一体、何をするために生まれているのか?根源的問いへの答えが必要であり、人間そのものの変化、人間機能のバージョンアップを起こす教育が必要な時です。

先日、投資銀行のメリルリンチシンクタンクが顧客向け経済レポートで「私たちの世界はマトリックス(仮想現実)である確率が50%」という驚くべき衝撃的な報告がされました。
英オックスフォード大学のニック・ボストロム教授が提唱したシミュレーション仮説は、3つのシナリオのうちのどれかが一つが真実だと言っています。

1、成熟する前にほとんどの文明は滅びた
2、ほとんどの文明はシミュレーション装置を作る興味がない
3、我々は人間は実際にシミュレーションコンピュータ上で生きている。

しかし、この仮説は「私たちは何者なのか?」「どこからきて、どこへいくのか?」「コンピュータシミュレーションを作った存在は何か?」など明確に答えは出ていません。論理とイメージで誰もがわかりやすく理解できるように答える必要があります。脳機能の根源的な問題、観点の問題がわからないと、明確な答えは得られません。
観術創始者・Noh Jesuは20年前から実証できる論理とイメージで教育体系化して、仮説ではなく“スクリーン原理”というコンテンツとして完成し、1週間で伝えることに成功しています。

 

日本から始まる新パラダイムの幕開け

人間を含めたすべてがインターネットでつながっていく近未来に向けて、その覇権をとるソフトウェア戦争が今起きているのです。
ソフトウェア戦争を勝ち抜く日本の人づくり戦略として、深い基盤をとる必要があります。それがこの宇宙自然、コンピュータ、人間の意識の作動原理は同じなのです。
これらすべてを共通の仕組みとして、たった一つのシンプルな仕組みがわかることで、私たちの生き方に大変革が起きます。そのための道具が(1)メタコグニティブテクノロジー(認識技術)(2)Image言語(マスターアルゴリズム)です。

Noh Jesuは、ポスト身体社会での人間での再定義の確立し、私たちのアイデンティティの再定義に成功しています。
今、私たちが「なぜ何のために、ここにいるのか?」一人一人が本当の幸せ・尊厳を得て、自分の役割に気づき、ミッションある生き方に案内できる道具が観術です。
人間そのものを開発することで本当のTeam Play・団結を得て全部とつながって生きていく、個を超える時代です。

 

最後にNoh Jesuのポエム「愛しさの力で」を紹介しました。Noh JesuはAI時代での危機が起こることを予測して20年前から、教育体系化として提供してきました。みなさんとともに新しい時代、社会を作って行く、本当の関係性を作って行くことを願っています。

今年2016年5月から大阪を皮切りにスタートした、「人工知能を超える」日本発の教育革命を世界へ広げていくJAPAN MISSION・JAPAN DREAMのムーブメントを、これから一人でも多くの方と共に起こしていきたいと願っています。
JAPAN MISSION PROJECTの全国リレー講演、次回は大阪にて、12月18日(日)に開催いたします。
今後は、東京、福岡、札幌、長野、広島など全国の主要都市で開催が予定され、他にも様々なイベントをご用意して、みなさまの参加をお待ちしております。

「JAPAN MISSION PROJECT」ホームページ
http://project.japanmission.jp/

 

次回のHITOTSU学公開講座は、当シリーズ最終回となります。11月13日(日)に皆様と会場でお会いできることを楽しみにしています。

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