第73回 HITOTSU学公開講座 (2012.6.10)

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スマートライフスタイルとHITOTSU学、6月までの第4回目の講座となりました。

今月は、観術の新認識方式は、「I amの変化」を案内していることをお伝えしました。
例えば、現代の科学では、宇宙の生滅が説明できていないという大問題がありますが、宇宙がある状態と無い状態の両方を語ることができるイメージを今まで人類は持つことができませんでした。
私たち人類は、人間の5感覚脳の認識に条件付けられた現実の世界(相対世界)だけを探求し、その世界を整理整頓する言語を発達させてきたからです。
 宇宙がない状態の絶対世界のイメージをもち、さらにこの相対世界の成り立ちを整理整頓できる全く新しい力のイメージを発見し、今ここの現実で活用できるイメージ言語・イメージ模型言語を発明して体系的に整理してきたのがHITOTSU学なのです。
この全く新しい力のイメージとの出会いは、今まで私たち人類が持っていたイメージ・知識・経験と全く異質の次元との出会いとなります。その出会いによって、「人間とはなんなのか」「自分とはなんなのか」といった非常に本質的な問いに対して答えをすることとなり、結果として「I am」の変化へとつながります。
 未来学者アルビン・トフラー氏はその著作の中で「人間に対する再定義が必要である」ことを語りましたが、まさにその時代が訪れようとしているのです。

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 また、現代人の特徴として、Hope(希望)>Think(考え)>Doing(実践)となっており、情報過多となって希望ばかりが大きくなり、実践を伴わない生き方が増えていることを指摘しました。結果として、Being(あり方)とFeeling(感じるセンス)の開発が起きず、人間自身のバージョンアップが起きなくなってしまっているのです。
 これは、これまでの「体を中心とした自分という意識(体人間)」を持って生きるライフスタイルが限界に来ていることの表れでもあります。
 観術では、「人生」を「人=どんな人になって」「生=なにをするのか」と定義しています。これは言い換えれば、「人=どんな認識を設定して(組み立て)」「生=どんな行為をするのか。作動するのか」と表現することができます。これまでの社会を構築してきた私たち人間が開発してきた多様な科学技術や思想哲学がありましたが、人間自身を開発開拓できる技術は生まれてきませんでした。私たちが最優先で変化させなければならない世界、それが、自分自身をどう思うのか、人間をどう思うのかのIdentityに関わる問題であり、観術が最も解決したい世界なのです。

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 その問題意識を共有した上で、今の時代が願っている生き方の変化を皆様と共有しました。詳しくは先月の講座報告をご覧ください。

 最後に、スマート時代における教育とはどのようなものかについてお話させていただきました。

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 これまでの知識情報社会では、情報を整理する能力が重要でしたが、スマート時代ではさらにそれにプラスしてトレンドを引っ張っていく創意的思考が要求されます。現代の問題のひとつに職業がなくなって産業が停滞していることがありますが、新しい産業と仕事場を個人が中心となって生み出していくことが必要です。
 起業家意識を育て、スマートフォンなどの道具の進化によって、考える力がなくなってしまうのではなく、人間力・人間関係力を高めていく生き方にシフトする教育が求められているのです。
 これからの時代は、すべての分野が融合・統合されて、新産業が生まれていく流れに突入していきます。その中心となる人材の育成は急務です。観術は新時代のリーダーを育成していけるよう、今後もどんどん進化していきます。
 どうぞ皆様、共に新しい時代をつくってまいりましょう。

 来月は、これまでの4回の講座のまとめと質疑応答を予定しております。次回も皆様とお会いできることを、スタッフ一同心よりお待ちしております。ありがとうございました。

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