第94回 HITOTSU学公開講座 (2014.3.9)

リバイバル教育思想シリーズ「十牛図編」の第三回目を開催いたしました。

今回は本シリーズの最終回であり、第1回目の老若男女問わず関心のある『恋愛編』と第2回目の現代社会を象徴する『不安編』のポイントを振り返り、最後に『まとめ』という構成でおおくりしました。

十牛図とは、「禅」の悟りにいたるまでプロセスを10段階にわけたものです。「HITOTSU学(観術)」では、さらに0段階を独自に付け加えて解析しています。

◆恋愛編のポイント

恋愛編では、そのプロセスを恋愛(パートナーシップ)にあてはめ、どんな自分になって出会い、そして最高の関係性をつくっていくかを整理しました。(詳細はこちら

この恋愛編でもっとも重要なのは、出会うための準備、つまり「 出会うための器づくり 」です。ポイントは2つ。

〈ポイント①:赤い糸探しの決断〉

漠然と「恋愛したい」「結婚したい」と思って、偶然の出会いを待っていても恋愛や結婚はできません。

「一人では寂しい」、本気で「最高のパートナーと出会いたい!」という赤い糸を探す決断が必要です。

もしその決断や意志のないまま人と出会っても、その出会いは偽物で決して良い関係性にはなりません。

〈ポイント②:アイデンティティの規定〉

矢を的に正確に当てることができるのは、矢を放つ直前の弓を引ききった状態で決まります。同様に、どのような赤い糸が結ばれるかは、実は、出会う前にすでに決まっているのです。

言いかえれば、「どのような自分」で、人と出会うのかが大切だということです。

どのような器の人間なのかによって、入るもの(出会うパートナー)とその量(関係の深さ)が決まるのです。

◆不安解消編のポイント

「不安」を辞書(世界大百科事典 第2版)で調べてみると、次のように解説されています。

「特定の対象をもたない恐れの気分。危険の対象が目前に顕在化していてこれにひるんでいる感情を恐怖と呼ぶのに対し,不安は自分に襲いかかるものをこれといって名指すことのできないまま自己の存在が脅かされているのを感じる際の情動である。」

つまり「不安」とは、心配や恐れの対象が明確でない時に起こり、とても漠然としたものなのです。

やみくもに当たっても、さらに不安を募らせてしまうだけですから、STOPとSTARTを明確にすることです。

STOP:不安が何かわからないモヤモヤ状態

START:不安が明確になった状態

不安を解消したければ、まず「不安とは何か」「不安を生み出す原因」を明らかにすることが大切なのです。

詳細はこちら

◆十牛図編のまとめ

誰もが自分の知っている世界・考えに捕まり、自己の可能性をとても小さなものにしまっています。

通常、トマトは一粒の種から20~30個の実をつけます。しかし成長するための環境の条件を変えれば、同じ一粒の種から1万6千~3万個の実をつけられることが証明されています。

たった一粒の種は3万個になれる可能性そのものなのですが、自ら条件、制約、限界を設定することにより、その可能性を小さくとどめてしまっていたのです。

では、私たち人間はどうでしょうか。

今の人間の可能性にとどまっているのは、人間特有の5感覚と脳の観点に固定されているからです。

ですから、小さな可能性にとどめている限界とそのメカニズムを解明し、その限界を越えていく技術があれば、誰もが本来の可能性そのものになりうるのです。

そして、その可能性そのものとなった人たちが連帯し、社会全体の可能性を広げることができます。それが次世代の社会プレート「尊厳社会」です。

「HITOTSU学(観術)」は、まさしく「尊厳社会」へ向かうための技術・道具として開発されたものです。

開発者のNoh Jesuは「日本でなかったらこの発見はなかった」と言います。そして「自分の無限の可能性、本当の関係性、真理そのものである和心に気づいてほしい。そして日本には現時代のあらゆる問題を解決するJAPAN MISSIONがあるんだということに気づいていほしい」と、開発より18年間、日本各地で訴え続けています。

人間の無限の可能性とは何か、それをお伝えしたリバイバル教育思想シリーズ「十牛図編」でした。