今回から、公開講座リバイバル21世紀の新しい生き方「スマートライフスタイル」全3回シリーズがスタートしました。2012年に5回にわたりご好評を頂いたシリーズ講座を、今回から新たにリバイバル編として開講させて頂きました。
今回の講座では、より良い「生き方」のために、私たちは何を知り(Know)、何を行い(Do)、何を希望するべきなのか(Hope)、最高の人生を送るための隠された「変化の鍵」とは何か、などのHITOTSU学が案内する新しい生き方「スマートライフスタイル」の導入としての大枠を話させていただきました。
まず、HITOTSU学と今までの学問との大きく異なる点として、「認識」の仕方があります。人間がこの現実世界を認識する時、この脳には独特な癖があるのです。
1、部分だけをとる
2、違いだけをとる
3、過去とつなげてとる
4、有限化させてとる
私たちは、この独特な認識の癖を持った脳を通して、現実世界を認識しています。人間5感覚脳で見ている現実世界が本物であり、全ての存在は存在し続けているという大前提で学問体系化され、今の人類文明の現在地があるのです。HITOTSU学は、現実世界は人間5感覚脳が見せる錯覚であり、全ての存在は「無」から「有」が生まれていると案内しています。
今回、参加していただいた皆様とご一緒に考えながら、21世紀の新しい生き方である「スマートライフスタイル」を14個の質問と答えを元に講座を進めさせていただきました。
スマートフォンに代表される「smart」には、複雑な世界をシンプルに統合し、最適化させる意味が込められています。
電話、メール、SNS、翻訳、カメラ、録音・録画、音楽、ゲームなど機能を一つの端末に入れてしまいました。しかし、重要なのはこうしたスマートフォンの進化を中心とした科学技術の発展を通して、1人ひとりの人生が幸せになり、人間関係は信頼と愛に溢れるようになり、人類文明に明るい未来をもたらしたのでしょうか。
それは一番難しいsmart化があるからです。
それが、「人間の考え、感情、関係性」です。
人間が問題に対処するパターンとして、以下の3つがあります。多くは次の3つを変化させようとしてきました。
1、科学技術のイノベーション
2、制度、システム、組織のイノベーション
3、意識のイノベーション
人間が多数関わる制度・システム・組織のイノベーション、そして特に、人間の意識そのものの変化が一番難しいのです。
冒頭でも説明した人間5感覚脳で見ている現実世界が本物であり、全ての存在は存在し続けているという大前提とつながって、不完全な認識の癖を持った脳に観点固定されている問題を明確にクリアする必要があります。
爆発的に増え続ける情報を整理整頓できず、自分とは何なのか、人間とは何なのか、多様な学問があっても明確な答えを出す事もできず、過去のイメージ・体験・知識に縛られた生き方をsmart化させる必要があります。
これまでも意識改革に対する人類の取り組みがありましたが、まだ抽象的・感覚的・主観的である問題点がありました。主に東洋が追求してきた悟りの世界では、西洋の科学技術、数学や物理学との疎通交流が起きません。多様な学問の不足を補い次元上昇させるHITOTSU学、観点の次元上昇を起こす認識技術である観術、イメージ言語はその問題を解決することを可能にします。
人間そのものを「smart化」する鍵としてのsmart化を人間機能のハードウエアとソフトウエアの進化でいえば、「今ココ宇宙の生滅現象を起こす『何か』」と「無の秘密、無と有を統合できるイメージ感覚」が大事なことをお伝えしました。
HITOTSU学が案内するスマートライフスタイルには、まず知るべきことがあります。それが「HITOTSU(無)」しかないことを知ることです。さらに、誰もが理解、共有できるHITOTSU(無)のof(素材)、by(メカニズム)、for(目的)の答えを明確に知ることです。
一番の土台は、関係性です。人間は関係性を構築することに一番悩んでいます。「HITOTSU(無)」しかないことを知ることで、出会いの進化が起き、どんな条件でも変化しないし、裏切らない関係構築がある尊厳関係場の構築ができます。
科学技術のイノベーションだけでは、希望溢れる未来社会は構築できません。一番苦しんでいる原因がわからず、原因がわかっても解決できる技術・道具もないのが人類歴史でした。しかし、HITOTSU(無)のof(素材)、by(メカニズム)、for(目的)の答えを明確に理解できた時、人間の苦しんでいる原因がわかり、原因を解決できる技術・道具を得ることができることで、希望溢れる未来社会である尊厳社会を構築できるのです。
最後に観術開発者Noh jesu氏の想いでもある全世界を救うミッションを持っているのが日本であり、イメージ言語を道具に西洋の科学技術・学問の未熟さを補い、次元上昇させられる教育革命を起こすビジョンに日本人1人ひとりが明確に目覚めて、悟りを産業化、職業化できるHITOTSU学(観術)に1人でも多くの人に出会っていただきたいと思います。
6月21日、22日には観術開発者Noh jesu氏が登壇する「TPP -Together for Peace Power- 2014」というイベントがあります。
21日は今ここ、動的に創造される平和を目指して、日韓の合同イベントを企画し、韓国と日本の伝統文化・知性の疎通と相生を通して、新しい未来をともに感じることができる場になることと思います。
22日はアジアのルネッサンスによって創造していく平和。そのために不可欠な日本の底力とMissionをNoh Jesu氏に熱く語っていただきます!ディスカッションや質疑応答の時間もお楽しみにしてください。ぜひご参加ください!
日本から新しい希望がスタートできるように、来月も皆様との出会いの場を進化させられるように、スタッフ一同頑張って参ります。第2回目は、6月8日(日)の開催です。また会場にてお会いできることを楽しみにしております。
今回もご参加いただきましてありがとうございました。