第127回 HITOTSU学公開講座 (2017.3.25)

今回の講座も多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。公開講座「21世紀組織論」全3回シリーズの最後となる第3回目を迎えました。

今回は、1・2回目の振り返りをしながら、激しい時代の変化に対応出来る21世紀の組織の形をお伝えして最後に質疑応答をした講座となりました。

日常から一歩外に出て、今の時代を客観的に観察した時には、実はダイナミックな変化が起きている時代に私達は生きているのです。しかし、普段生きている中ではその変化は中々感じられません。普段の生活の中から一歩出てどんな変化が起きているか関心をもってもらいたいと思います。

前半はHITOTSU学の概論と前回までの振り返り、そしてグローバルで活躍する企業の組織形態等を紹介しました。

 

今回新しく紹介したのは、既存の組織論で主に論じられる組織の形についてです。

 

ピラミッド型

官僚型やツリー型で階層構造が特徴で多くの組織がこの形態ではないでしょうか。組織の結び目がありトップダウンの指示型で上位が決定したものを下に降ろし、それに従い下が動きます。

良い点として、人数が多い大企業の場合、階層の結び目を多くする事によって、一人が見る人数が比較的少なく情報共有がし易い。また人を動かし易い点があります。

悪い点としては、全員が営業すれば本当は良いが中間管理職にもコストが発生し、結び目が多くなれば上が重くなる。硬直化で自由度がなくなり上の指示待ちで意思決定や動きが遅くなる。変化が激しい時代には対応が難しい点が挙げられます。

 

フラット組織 

特徴は組織の結び目がそれ程多くなく階層が少ない。基本的に中心人物がいて後は一つ一つ自立分散型でチームリーダーに、自立した権限がある。ベンチャー企業に多いです。

良い点は中間管理職を省く事でコスト削減し、一人ひとりに権限を与え、やる気を持ってプロジェクトに携われる。中心人物と係りすぐに確認が取れやすく意志決定も早い。変化の激しい時代に対応しやすい特徴もあります。

悪い点として、中心人物の能力やカリスマ性に依存しやすいため、中心人物に何かあったときに組織が崩れやすい事が挙げられます。

 

次にシリコンバレーで有名になったイラストを紹介しました。IT業界でグローバルに活躍する企業形態が分かりやすくイラストで表現されたもので各社どの様な組織形態なのかを紹介しました。

 

日本企業からは稲盛和夫氏が提唱しているアメーバモデルを紹介しました。

アメーバと呼ばれる小集団が部門別採算性を採用し、それぞれに意思決定権を与えアメーバ同士を激しく競争させ、アメーバ同士を売買させる仕組みがあります。
たくさんのアメーバをつくる事はたくさんのリーダーを育てる意味でもあり、アメーバ自体がひとつの会社の様な存在になり全員参加型で見える化の実現をしています。

 

そして時代の変化へ話を進めました。

クラウドソーシングサービスやクラウドファンディング等のインターネットを介したサービスにより、これまでの経済活動及び企業を取り巻く環境がどんどん変化してしています。

そして指数関数的なテクノロジーの進化が人間の生き方や組織形態に必然的な変化を時代は要求しています。これまで価値創出して来た大手企業でさえ窮地に追い込まれているのは周知の事実です。

この変化の激しい時代に求められる組織としてNRグループはグループインテリジェンスモデル(以下GIと称します)を提案しています。

キーワードとなるのが、境界線がない世界から観る言語、「イメージ言語」を活用した個人が5人集まり、それが1ユニットとしています。

この5人が活発なコミュニケーションをとる事で今まで見えなかったニーズや問題を発見して、それに対しての解決すなわち価値を創出していき、経済循環を活性化させる新しい企業形態です。

 

後半では21世紀組織論のまとめと質疑応答をしました。今回のシリーズで何度もお話していますが、指数関数的なテクノロジーの進化が人間の100万倍賢いAIを誕生させて、やがて人間の仕事を代行する様になります。このままでは私達人間とAIとのアンバランス関係で、人間としての尊厳が失われるでしょう。

そこで常にこの質問を考える必要があります。それは「人間にしか出来ない事は何か」です。

NRグループでは、人間にしか出来ない事を開発する技術としてメタ認識技術を提案しています。

 

最後に「恒久世界平和を実現するには?」という質問を皆さんと共有をしました。

平和は世界中の誰もが願い、その為に様々な活動をされている方々もたくさんいるでしょう。しかし現在はまだまだ恒久世界平和とまでには至っていません。

NRグループは21年プロジェクトとしてGIモデルをつくる事ができる道具・技術・システムを完成をさせました。GIモデルが平和の種となり世界中で美しい花や実を咲かせてくれると確信をもっています。

この日本からGIモデルを完成させようとする21年プロジェクト発案者であり観術創始者Noh Jesuの意志を込めたポエム「日本平和の種よ」をお届けして本講座を終了させて頂きました。

そして、4月22日に北海道で行われるJAPAN MISSION PROJECTにご参加いただき、観術創始者Noh Jesuが20年間ずっと伝え続けた話をみなさんと共有し、パラダイムシフトを作る確信を得てもらえたら嬉しいです。

http://project.japanmission.jp/event/

 

次回からのHITOTSU学公開講座は、観術創始者Noh Jesuの特別講座(4回シリーズ)となります。テーマは「DIGNITY-全てを変える尊厳の力-」。4月16日(日)に皆様と会場でお会いできることを楽しみにしています。