第130回 HITOTSU学公開講座 (2017.6.11)

第130回目となるHITOTSU学公開講座、今回も観術創始者であるNoh Jesuによる講座となり、テーマ「DIGNITY すべてを変える尊厳の力」の4回シリーズの中で今回は「政治の尊厳」についてのお話しになりました。

前半では「何故DIGNITYなのか?」「DIGNITYとは何か?」と本質的な内容となりました。

 

DIGNITYを明確に理解する為には認識技術の活用が必要です。
その認識技術とは何かを理解するためには、私達が存在しているこの現実世界はバーチャルである事を理解しなければなりません。

その事をイメージするために、朝目覚め、街に立った時にバーチャルリアリティー(VR)のメガネをかけてゲームがスタートすると設定をします。

そうするとゲームが始まったのは良いものの、この世界がどんなルールで成り立ち、ましてや自分が何者なのかも分かりません。
複雑な世界で自分一人立って、そして何を知り、何を実践し、何を希望するべきか分からず、誰が味方で敵なのかも何もかも分からない状態です。
唯一分かっているのは自分(我)が存在している事だけです。

この様な状態で人類歴史が始まったのならどうでしょう。
自分が生存する為には仲間が必要で、その自分(我)を中心軸に置いて共通の土台を作り、交流と疎通、相互作用をしながら仲間を増し、そして秩序を形成してきたのが人類歴史だと理解できます。
しかしVRメガネをかけている状態では自分が何者なのか、この世界の根源とは何なのかを理解する事は到底出来ません。

 

認識技術ではこのVRメガネが人間の5感覚脳であり、人間と人間の宇宙はエネルギーのバックスクリーンに写しだされた人間の5感覚脳の映像スクリーンであると説明しています。
そして認識技術はこのメガネを外し、バックスクリーンと映像スクリーンを行ったり来たりしている超スピードのワンパターンの動きで観る技術になります。
この映像スクリーンとバックスクリーンを成り立たせているワンパターンの動きが世界の根源であり、DIGNITYです。

 

後半は、経済の尊厳の振り返りと政治の尊厳についてのお話でした。

政治の尊厳について全体像を5段階で整理しました。

1段階・・・主権能力の拡大・権力意志の増大
2段階・・・国民自治原則の強化
3段階・・・立憲法治原則の強化
4段階・・・権力分立原則の強化
5段階・・・多数決原則の強化

 

経済では財貨を生産消費しますが、政治では何を生産消費するのでしょうか?
政治は権力意志の生産消費をします。

人間は自分中心の秩序をつくりたい欲求がありますが、それが出来る人はほんの僅かです。
その僅かな中、主導権を得た人が自分の権力を分配する事が可能で、例えば日本の総理大臣でもおよそ7000の権力を分配する権利や権限があります。
ですから皆、総理大臣や大統領に成りたいと思うのです。

また権利とは何か?の説明があり、そのキーワードとなるのが主権です。
主権は外部の干渉を受けず、自分の領土、領域を統治する能力です。これは国民一人一人持っており、誰もが総理大臣や大統領に成れる権利があります。
しかしVRメガネをかけたままだと誰かがつくったゲーム上の駒に過ぎず、本当の主権者と言えないと問題定義がありました。

 

主権能力の拡大と権力意志の増大が政治の尊厳の始まりです。
認識技術を活用して、HITOTSUの動きそのものになった時にこれまでVRメガネをかけたまま環境や状況、自分の考えや感情に支配されていた状態から、VRメガネを外し、自分の考えや感情、そして自分と自分の宇宙まで統制と支配(主権能力の拡大)、そこから秩序を構築(権力意志の増大)が可能になります。

また政治の「政」は正しく馬に鞭を振るうイメージで無駄を切って効率性高く生産性を上げる意味につながり、一人一人の生産性から集団、全体の生産性を上げる為にも主権能力の拡大と権力意志の増大がとても大切になります。

最後にVRメガネをかけたまま始まった人類歴史の共通土台ではなく、VRメガネを外した新しい共通の土台の上で活発な交流と相互作用、そして素晴らしいチームプレイで新しい人類文明を日本から創造して欲しいとNohさんのメッセージがありました。
そのNohさんの21年間一貫した思いをポエム「日本、平和の種よ」で共有して今回の講座は閉会しました。

次回はいよいよシリーズ最終回となります。
皆様のご参加を心よりお待ちして下ります。