第132回になりますHITOTSU学公開講座は3ヶ月の新シリーズ「感動革命」がスタートしました。
講座の冒頭では9月1日から3日まで韓国で開催された日韓交流イベント「ヌリッショ」と教育観光ツアー「ヌリ路」の開催報告をさせて頂きました。
日本からは約150名のお客様がご参加下さり、開催地であるテグ市のスソン区長も非常に驚かれ、また感謝をされていました。
今回のシリーズでは「感動とはそもそも何か?」を中心に話をして、「感動を技術的、メカニズム的」な側面から解析、それがライフスタイルの変化とどうつながるのかの話をする予定です。
会の前半ではHITOTSU学とは何か?HITOTSU学の概論をみなさんと共有をしました。
そもそも学問が何か?という本質的な事と学問を生み出すには欠かす事が出来ないパラダイムの話をしました。
自分自身の生き方と繋がった学びや学問はどんなパラダイムで出発しているのかが重要であることを共有しました。
そして既存の学問とHITOTSU学の違いを説明しました。HITOTSU学の差別性は「認識方式」にあります。複雑でバラバラに見える現象をシンプルなHITOTSUで整理して行くのがHITOTSU学です。
新しい認識方式が多様な問題を解決して行く鍵であり、そしてこれは人類が突破出来なかった共通の課題を突破して行く鍵でもある事を共有しました。この新しい認識方式を私達は「認識革命」と呼んでいます。
後半では感動とは何か?をご来場のみなさま同士でワーク形式の交流を通して深めて行きました。
一般的に感動は外からの刺激によって得られると思われますが、それでは条件によるもので受動的になります。
私達が伝えたい認識革命から来る感動革命は主体的に感動をつくりだす事です。それが参考になる老子の道徳経をご紹介しました。
この現実は相対世界です。その中で部分的な事を追及しても意味がなく、自分の判断基準から離れて真実からこの世界を観た時に本当の美しさ(感動)を得る事が出来ます。
また感動は個人だけに止まらず、歴史や時代さえ変えてしまう大きな価値がある事を共有しました。
感動の本質は今までに「無い」ものと出会う事にあり、それは主体的に感動をつくり出す事との共通点があります。
更にこれからの時代は人類がイメージ出来なかった「無い」ものへチャレンジして行くことがとても大切になる話をしました。
最後に感動をつくるキーワードとして、「不可能を可能にする」ことをお伝えしました。不可能だと思われた事が破れた瞬間、それが強烈な感動となります。
現代はチャレンジが難しい環境ですが、是非みなさまも今まで人類が不可能だと思った事へチャレンジして大きな感動を感じてもらいたいと思います。
終わりに観術創始者のNohさんよりポエム「出会いと平和」を共有して終了しました。
次回は10月14日になります。感動を技術とメカニズムの観点でお伝えする予定となりますので、是非みなさまのご参加をお待ちしております。
また10月7日には毎年開催しているピースルネッサンスも行います。こちらも合わせてご参加をお待ちしております。
http://www.peace-renaissance-japan.org/