特別版 HITOTSU学公開講座(2009.7.11)

特別版 HITOTSU学と『孫子の兵法』の世界
映画「レッドクリフ」にみる、今ここを生きる術(テクノロジー)を学ぶ

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今回も土曜の夜というお忙しい時間にも関わらず、多くの皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
今回はタイトルにもあるように、特別版として映画「レッドクリフ」を題材に進行してまいりました。
今回「レッドクリフ」を題材として選んだ理由としては、登場人物である孔明や曹操などが『孫子の兵法』を深く研究・活用していたことから、その戦いの中に『孫子の兵法』のエッセンスが含まれていること。
さらに、映画「レッドクリフ」自体が、『孫子の兵法』を深く研究して製作・表現されていること。そんな「レッドクリフ」をとおして、『孫子の兵法』をより深く理解すると共に、なぜこの時代にHITOTSU学が解析する『孫子の兵法』が、“今を生きる術”であるのかを共有することができる、という3つの理由からとりあげております。

映画の世界と同じように、私たちの人生も映画です。
その映画の中に“感動のストーリー”を私たち現代人は持っているでしょうか。感動のない映画は味気ないように、感動のない人生もまた味気ないものです。
それでは“感動ストーリー”のある人生を得るにはどうすればよいのでしょうか。

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それは、人生とは何かを明確に知ることです。人生を知ることは「人間とは何か」、「私たちの世界・宇宙とは何か」を知ること、すなわち“全体”を知るということです。
全体のイメージを理解することで、複雑な現象を整理できる論理の回路を設計できます。それによって考え感情に支配されない、「いつもスッキリ」な心の状態(宇宙とつながった“Big think”)を獲得できた時、MISSIONと出会うのです。
そのMISSIONこそ、この時代に生きる私たちの人生のシナリオ、すなわち“感動ストーリー”なのです。
そのストーリーは、今までのどんなヒーローよりも美しい勝負の世界です。
ですから現代を様々な危機が迫る時代とみるだけでなく、観方を変えればそのような美しい勝負ができる最高の時代に生きていると言えるのです。
映画「レッドクリフ」の中で、連合軍と曹操軍の大勝負の命運を“東南の風”のタイミングが決したように、人類500万年間突破できなかった限界を超える、大勝負の命運を決するタイミングを迎えているのが現代なのです。

今回は『孫子の兵法』1篇から7篇までのキーワードに対して、“劉備・孫権連合軍”と曹操軍とを映画「レッドクリフ」のシーンをとおして分析し、比較していく形で進めてまいりましたが、そのなかで重要なポイントは「事前準備」「イメージシュミレーション」です。
5万対80万という圧倒的な戦力差をひっくり返し、連合軍が勝負に勝つために必要な「準備」をどれくらい明確にできているのかを、第一計篇の“五事七計”をとおして理解することができます。

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そして最終決戦地を赤壁に持っていき、絶対に勝利することができる“東南の風”が吹くタイミングに最終決戦を挑むまでの「イメージシュミレーション」ができているかは、『孫子の兵法』を活用した様々な連合軍の戦略・戦術に見ることができます。

私たちがこの映画をとおして真に学ぶべきことは、絶対に勝利できる場所を知り、勝利するタイミングを逃さないことです。
争いの場が戦場から市場へ変遷していったように、今私たちが本当に戦うべき場所は「心の場」です。争いを生み出す原因への勝負の世界です。それは一見すると現実の問題解決に対して、抽象的で最も遠い道のように見えてしまいます。しかしすべての問題を解決しようとするならば、その原因にアクセスすることが一番の近道であり、絶対確実な方法なのです。下の図を見ていただいたときに一見Aコースが最短のように見えますが、絶対にたどり着けません。一番遠回りに見えるBコースが確実であると共に、一番速い道なのです。その「心の場」こそ、絶対に勝利できる場所なのです。

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そして人類が500万年間突破できなかった限界との勝負に、絶対勝利することができる“東南の風”が吹くタイミングこそが現代なのです。
この時に私たち一人ひとりが、本来の自分と出会い、そして時代のメッセージと出会うことを“JAPAN MISSION”と呼んでいます。
歴史的・文化的な背景、また日本人の心の面から見ても、日本文明がこのMISSIONと出会うために準備されていたと言っても過言ではありません。

皆さんお一人お一人がJAPAN MISSIONと出会って、歴史の主人公になっていかれることを切望しております。

今回は特にNohさんから、私たちへの熱いメッセージが届けられました。
人間一人ひとりの可能性が殺害され、生きる希望を失ってしまっている多くの現代人に対しての悔しさと、そんな現代人に「もっと無限の可能性を開花して欲しい」との想いがこめられた講座でした。

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終了後もNohさんの周りには行列ができるなど、和やかでありながらも熱い交流の場が感動的でした。
次回のHITOTSU学公開講座は9月26日(土)に開講いたします。
皆様のご来場を、こころよりお待ちいたしております。