第41回HITOTSU学公開講座(2009.8.1)


HITOTSU学と『孫子の兵法』の世界:第6回

今回も本当にたくさんの方にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
HITOTSU学と『孫子の兵法』の世界は、新たに第七:軍争篇の内容へと入っていきました。

まずはNohさんより、「出会いの革命を通して問題を一掃する5次元認識テクノロジー」というテーマで、HITOTSU学の概論を伝えてもらいました。
5次元認識テクノロジーとは、今まで私たちが当たり前だと思っていた“ものの観方”を、まったく新しい(次元上昇した)観点へ変化させることを可能にした技術です。
その変化とは、言い換えるとイメージの変化です。自分や世界に対するイメージが変わることによって出会いの変化、すなわち“出会いの革命”が起きるのです。
それでは、なぜ出会いの革命によって問題が一掃されるのでしょうか。

私たちは「自分と世界」を認識するとき、人間共通の固定観点を持っています。そして観点が固定された状態であることを知らないまま、出会いを繰り返します。
私たちが生きるということは、言い換えると「出会うこと」です。ですから喜びや感動、そして問題も様々な出会いをとおして生まれます。人との出会い、仕事との出会い、愛する人との出会い、様々な現象との出会い・・・
ですから、出会いによって生まれる問題を一掃するために必要なのが、“出会いの革命”ななのです。
その出会いの革命とは、次元上昇した観点を獲得することによって可能になります。

「観点固定が固定された出会い方、すなわち無知の状態では出会うことによってただ問題をつくり、その出会いの中でただ問題を解決するだけです。
そのような旧(ふる)い出会い方をストップし、問題を一掃する一番深い出会い方、出会いの革命をスタートしましょう!」
というNohさんから熱烈なメッセージと共に、HITOTSU学の概論をお伝えしました。

続いて『孫子の兵法』一篇から六篇までを振り返っていきました。
まず最初に、激動の21世紀における新しい戦いの場は「心の場:心場」であるという観点から、「孫子の兵法」の必要性をお伝えした上で、各篇の一般的な解析のポイント、そして今までの解析では伝えきれていなかったポイントを、HITOTSU学の観点からお伝えしてまいりました。
詳しい内容につきましては前回までの開催報告をご参照ください。

いよいよ後半からは、今回の内容である「第七:軍争篇」へと進んで参りました。
軍争とは、戦場に敵より先に到達し、有利な態勢で戦闘に入ることを競う行為のことを言います。敵より遅れて進発しながら、敵軍に先んじて戦場に到達する戦術が説かれているのが軍争篇です。また、みなさんの耳に馴染みのある武田信玄の「風林火山」は、この軍争篇で記されています。
まずは、軍争篇の一般的な解析をお伝えした上で、HITOTSU学の観点からの解析をお伝えしました。
「其の途(みち)を迂にして、之れを誘うに利を以てし、人に後れて発するも、人に先んじて至る者は、迂直の計を知る者なり。」とあるように、軍争篇のキーワードは、「迂直之計(うちょくのけい)」です。

HITOTSU学の観点から「迂直之計」を解析すると、従来のように戦闘や軍争に勝利する技術や計謀ではなく、戦争や争いを生み出す“原因”に勝利する、路を案内するものです。
その原因は「人間のエゴ意識(考え・感情)」であり、それらに勝利するために必要なのが、「心路」を知ることです。
今までの人類の文化・文明が、陸路・海路・航路といった「路」の開発・開拓をとおして発達してきたように、究極のカオス状態である今の時代に、本当に必要な「路」を開発・開拓しなければならないときなのです。
その路こそ、「心の路:心路」であると、HITOTSU学は言い切っています。
「心路」を知ることをとおして、戦争や争いを生み出す原因を知り、勝利することが可能になります。ですので「心路」は、現実の問題解決から一番遠い迂回路のように見えますが、実は一番速い路(直)なのです。その「心路」の開発・開拓を可能にしているのが、5次元認識テクノロジーなのです。

ですからHITOTSU学では、
一番遠くにみえる「心路」を行く道(迂)が「今ここが最高の自分」になる一番速い道(直)であると解析しているのです。

「心路」を切り拓くことができるのは、繊細で思いやりの心を持った日本文明であり、日本人一人ひとりが「世界の希望の光になることができる」と、Nohさんから熱いメッセージがありました。

最後にポエム「日本、飛龍昇天を見せろ」が皆様に送られました。
日本人一人ひとりが無限の可能性に目覚め、世界をリードしていく使命と出会ってほしいという想いがこめられています。

講座終了後には、多くの方々がNohさんを囲み、熱気あふれる交流を楽しんでいらっしゃいました。
皆様のご来場、本当にありがとうございました。

次回はHITOTSU学公開講座初の「特別版」としまして、映画「レッドクリフ」を題材にしながら、この時代に生きる術としての「孫子の兵法」をお伝えしてまいります。

来月も皆様のご来場を心待ちにしております。