第138回 HITOTSU学公開講座 (2018.3.14)

第138回になるHITOTSU学公開講座はテーマ「World Mission Ever-lasting universal vision」のシリーズ最終回となりました。
今回の講座で内海講師が登壇するHITOTSU学公開講座は一旦卒業との話をされ、少し寂しさを感じさせる中、講座がスタートしました。

 

冒頭では先日サンフランシスコで行われた、Wisdom2.0カンファレンスへ参加した報告があり、
「認識技術の一番中心のエッセンスを真直ぐ伝えられた」「会場に集まった人達からも良い反応を頂けた」
と感想を述べられました。

知の最先端が集まるカンファレンスでの好評を得た事に「認識技術に希望が持て、これからが更に楽しみだ」
と自然と笑顔がこぼれ、それを受け会場からも拍手が起き、内海講師の大きなチャレンジが成功したことを感じ取れました。

講座の前半は、前回・前々回の振り返りとして、最先端のテクノロジーと経済について深めていきました。

初めて参加された方にとっては今回の講座内容を理解する上での導入になったと思います。
また参加者同士でシェアを行う場もあり、日常では余り考えない内容でもコミュニケーションを取る事で自然と理解につながっていく様子でした。

前回、前々回は下記をご参照ください。
第136回 World Mission Ever-lasting universal vision(1) 
第137回 World Mission Ever-lasting universal vision(2)

 

後半からは今回のテーマ「美学」の内容に進んでいきました。
現在では経営者や経営コンサルタントの間でもアート的な感覚を学ぶ事が重要だと言われており、
マサチューセッツ工科大学のメディアラボでは「アート・デザイン・テクノロジー・サイエンス」の四身一体で深めています。

これらを踏まえながら、「ArtisticとAesthetic」の違い、そして幾何学的な美として「黄金比」と「フィボナッチ数列」が紹介されました。
そして、会場では参加者に配られた紙を用いたワークも行われました。

存在の仕組みと黄金比の関係についての説明に、参加者からも思わず「なるほど」と声が上がっていました。

「ただ人間はこの存在の構造を五感覚では捉える事が出来ず、現象世界で右往左往してしまう。だから認識技術のメタ認識で存在の構造を知り、それを活用応用する事が大事である。」とも語られました。

終盤では美の本質へ迫り、抽象度の高いテーマでしたが生け花・華道を用いて分かりやすく説明されました。

「美の本質は五感では観られない、現象のアートは見られても美そのものは観られない」と語られた時に参加者も感動され
大きな拍手が起きました。

 

講座の終盤では、日本的美意識の紹介と、激しい変化が続く現代で美学的感覚を持つことが「選択」と「意思決定能力」「実践力」
にどの様につながるかを整理されました。

今回のまとめとして、「テクノロジーの進化、新しい経済の流れで、
自ら価値を楽しく創造していける様になるにはメタ認識能力とチームプレイ能力が大事。
人間が観ている美は今ここにあり、そして生と死は今ここにある。今、認識をした瞬間、宇宙の彫刻をつくり 
この錯覚芸術から完全に解き放たれた時に究極の美が隠れている。」と結ばれました。

 

最後に、中世ルネッサンス以降の次のルネッサンスを提唱し続けている認識技術創始者Noh Jesu氏のポエム「我らが行く道は」を共有して今回の講座は終了となりました。

 

次回のHITOTSU学公開講座は4月15日(日)特別企画となります。AI TOKYO LAB(株)代表の北出宗治氏をお迎えして、NPO法人PBLS代表理事の大川知之がファシリテーターとして登壇する「AI×認識 ~AI時代に求められる新しい生き方~」を開講します。

最先端のAI事情やそれが認識とどの様につながり、私たちの生活や生き方とどう関わるのか非常に興味深い内容となりそうです。