第141回 HITOTSU学公開講座 (2018.6.10)

第141回のHITOTSU学公開講座は「AI時代を生きる、あなたのセルフアウェアネス」シリーズ2回目となりました。

今回も前回の様に所々でテーマに沿って参加者同士のディスカッションやワークショップ形式で、普段意識していない観点を気付くプログラムもありました。

 

前半では私たちの人生で最も深く関わる「アイデンティティ」をキーワードに、この「アイデンティティ」が人生に与える影響とこれが変化することで
どんな人生に変わって行くかの話になりました。

 

相対世界の中で積み上げて来た「自分」という決めつけや思いこみが人生で足を引っ張る要素になっています。

今までは、それをリセットして、新しく構築する方法がありませんでしたが、認識技術を使うことにより、すべてをゼロ化させて新しく構築可能となります。

これを「ALL-ZERO化感覚」「Game感覚」と認識技術では呼んでおり、「アイデンティティの基準点革命」と説明しています。

 

後半では「アイデンティティの基準点革命」が出来た人たちがつくる新しい経済「Edunomic System」についての話から始まりました。

現在私たちが生活する土台になっているのが資本主義です。その本質やお金の機能や本質を参加者同士でシェアしながら、講座が進みました。

お金を上手に使うことが出来る人は「付加価値」を生み出すことが出来る人と説明され、問題発見と解決が「付加価値」になる事から
より深く多くの人たちに共通する問題と解決として「観点の問題」を説明されました。

 

終盤では「本当のお金持ちとは」についてイソップ寓話の「ガチョウと金の卵」を用いて実物経済と金融経済における金の卵の理解と、
認識経済のガチョウである「完全集団・グループインテリジェンス」の説明がありました。

また実物経済と認識経済の比較とパーソナルコンピューター(PC)からパーソナルユニバース(PU)の時代の説明もあり
初参加者されたかたにも具体的に「Edunomic System」の全体像がイメージ出来たのではないでしょうか。

認識経済の土台は「アイデンティティの基準点革命」が起きた人たちのつながりが資本となります。

 

金子講師から「個人だけではなく今の時代を見据えどんな変化が必要なのか。その為に自分にどんな変化が必要なのか考えて頂けるとうれしいです。この時代を生きる仲間として新しい社会をつくっていきたいと思います。」
とコメントもあり
参加者へ新しい生き方のヒントにつながったと思います。

 

講座の最後に認識技術創始者のNoh Jesu氏のポエム「この世の中に」を共有して閉講しました。

次回は7月22日(日)となります。

シリーズ最終回。参加した皆さんの気づきで溢れる講座になりそうです。