第46回HITOTSU学公開講座(2010.2.7)

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2月に入り寒い中での開催となった今回。孫子の兵法シリーズは第11回目となりました。

HITOTSU学は、人間5感覚脳の認識に観点が固定されたものの観方だけではなく、5感覚の認識次元を超えた観点を明確にお伝えするものです。また激動のこの21世紀に、幸せ・成功の生き方を実践するための智慧をお伝えする学問でもあります。
最高峰の兵法書である孫子の兵法は、戦場で生き抜くための原理原則を語っています。ではなぜ今、孫子の兵法を取り上げるのでしょうか。現代は戦いの場が、戦場から市場へと移りました。そして今の時代は、新しいパラダイムへの転換が待望される時です。それが、市場から「心場」へのパラダイム転換です。そのためには、日本人一人ひとりの個人革命が必要になってくるのです。孫子の兵法には、その智慧が凝縮されています。

一篇から十一篇の振り返りでは短時間で各篇のポイントをお伝えしました。そして今回は新たに、第十二:用間篇を取り上げました。用間篇は、間諜(スパイ)を駆使して、敵の実情を事前に探知することの重要性を説いていると、一般的には解析されます。敵の情報を得るためには、迷信的なものではなく間諜が重要です。諜報活動こそが戦争の要点なのです。

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HITOTSU学的な用間篇の解析では、“間諜(スパイ)=”であると捉えます。時間、空間、そして存在を代表する人間。すべてに“間”が入っているように、“間”は非常に重要な要素です。人間5感覚で認識する4次元世界の現実は複雑であり、そこだけに固定されて生きることは四苦八苦で無知です。その限界を突破するのがHITOTSU学でお伝えしている“5次元イメージ”であり、4次元と5次元を疎通させるキーワードが“間”にあるのです。
韓国人であるNohさんから見ると、日本はその“間”を無意識的に使っているのだと言います。例えば日本語には、間抜け、間違いという言葉があるように、間の使い方、間の取り方を大切にします。このように“間”を大切にする日本だからこそ、争いや妬みのないWin-Win, All Winの新しい世界文明を創る主体になれます。
日本はかつて、欧米の思想哲学を受け入れ、Made in Japanに象徴されるようにモノづくりで世界のトップに立ちました。それを可能にさせたのは、日本人の八百万の心、繊細な心です。ユネスコ憲章前文に「戦争は人間の中で生まれるものであるから、人間の心の中に平和を築かなければならない」という一節がありますが、争いを生むのも平和を創るのも人間の心の中にあるのならば、日本人の心のパワーが本物の平和を創る可能性を秘めているのです。
新しい世界にチャレンジするベンチャー精神で、日本から新しい産業、新しい教育を創出し、世界へ広げていってほしいと、Nohさんは韓国を愛せばこそ、熱く日本人へ向けて語ります。Made in JapanからHeart of Japanへ。新しいことにチャレンジする勇気が、今の日本に求められています。

さて、次回はいよいよ最後の十三篇です。初めての方でも楽しんでいただける構成になっておりますので、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
日曜日のお忙しい中でお越しくださいまして誠にありがとうございました。次回も皆様とお会いできることを楽しみにしております。

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