第60回 HITOTSU学公開講座 (2011.5.14)

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「孫子の兵法」を活用した21世紀企業の経営戦略シリーズ第8回目にお越しくださいまして、誠にありがとうございました。
本シリーズでは、いつもスッキリの生き方を案内するHITOTSU学の観点から、史上最高の兵法書である「孫子の兵法」を解析し、その解析を21世紀企業の経営戦略に活かす内容をお伝えしております。冒頭ではHITTOSU学概論、孫子の兵法の解析も随時盛り込んでおりますので、HITOTSU学に触れたことがない方、孫子の兵法を知らない方、初参加の方も安心してご参加いただけます。

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今回は、前半では「この時代をどう生きればいいのか。」「なぜ幸せに生きることができないのか。」後半は「人類が幸せに生きる為の方向性とエンジンとは。」と言う観点から、孫子の兵法の解析を使いながら整理していきました。

人間が如何に生きるかは、個人の問題だけではなく、その個人の背景にある、組織や共同体、時代社会が大きな影響を与えています。
「人間は、どの様に生きればよいのか」は、人類が500万年間追求している課題でもありますが、これまでの歴史の中で、素晴らしい宗教や思想哲学、学問や物商品が溢れていますが、どの時代にも悩みや問題は尽きることがありませんでした。
昨今においては、欧米は金融バブルで潰れ、日本は3.11の地震と原発で破壊されています。現代文明をつくってきた欧米と日本の破壊は、この時代において大きな衝撃を与えています。
また、これまでのlike to, hope to, expect to~という「~出来たらいいな」といったエゴ・欲求レベルの夢(Dream)を持って、人生の目標・計画をデザイン(Design)して、実践行動(Delivery)する3Dの生き方から、人間とは何なのか、生きる意味とは何なのか?などの本質的定義(Define)の上で、圧倒的な競争力と能力、コア・コンピタンス(中心価値)の発見(Discovery)のある5Dの生き方が求められている時代でもあります。

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何の為に、どう生きればいいのか。HITOTSU学では、「現実に執着したままでは幸せになれない」と言っています。現実・現象は条件によって変わる錯覚の世界です。学術の限界である現実から出発する帰納的な認識方式と、宇宙自然の演繹的な存在方式のアンバランスについても語りました。坂本竜馬が勝海舟を訪ね初めて地球儀を目にした時に、土佐に固定されていた観点から離れ、地球全体をみた時にパラダイムシフトが起きたように、現実に固定された観点から離れることで、現実が成り立つ仕組みがわかるようになり、演繹的な定義(Define)を持つことができるようになります。その、無我・無為・無知・無想・無念・無刀の境地から現実に入って勝負をするのがHITOTSU学からみた孫子の勝負です。
後半では、孫子の兵法第一篇からの解析を通して、5Dのライフスタイルを現代にどう活用するのかについて語りました。

世の中に合わせる to live well , to live betterの生き方ではなく、to live different(差別性)。それが新しい未来をつくる価値です。
人間のカオスである根本判断基準の問題(①判断基準を皆持っている②その判断基準は皆バラバラ③バラバラだからと言って同じにしたらもっと問題④その判断基準は不完全⑤無意識で完全だと思い込んでいる)から開放された、組織より強い個人が溢れる本物の民主主義、組織・国家・民族全てが自由になる、悟りの産業化を全世界に広げていく日本のミッションを語りました。

「皆さんが黄金時代を創る主人公です。世界に愛され、尊敬される日本になるために、悟りの産業化・認識経済に、愛と関心、時間とエネルギーを投資してほしい。」その願いを持って結びとなりました。

皆様と共に希望溢れる未来を創建できることを確信しています。ご来場いただき、誠にありがとうございました。

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