第125回 HITOTSU学公開講座 (2017.1.22)

今回が2017年初めての講座になります。2005年にスタートして12年間、125回を迎えることができたのは皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

今回からの新シリーズのテーマと致しまして、「21世紀の組織論」となります。難しい印象がある組織論を今までに無い全く新しいイメージを加えながら、組織論の概論や抽象的な概念をメインに分かりやすい形でご説明しました。

組織論の話に入る前に、私達は生まれた瞬間から5感覚の脳に初期セッティングされていることをお伝えしました。
5感覚脳に初期セッティングされている状態ですと、本来あるべきものが5感覚では捉えることができなくなります。この脳の認識を理解する事は「21世紀の組織論」に深く関わってきます。

前半は 「何故新しい組織が必要なのか?」についてその背景をお伝えしました。

そもそも組織とは何でしょうか?行政、企業、軍隊、宗教、家族も組織になり多種多様で、どの様に組織を定義するかは難しく、明確な定義自体はありません。その中で採用されているのが20世紀前半の経営学者チェスター・バーナード氏の定義「二人以上の人々の意識的に調整された諸活動、諸力のシステム」をご紹介しました。

古代から組織は存在していますが、近代になって組織論が大きく花開きました。背景として産業革命による技術革新と複雑性の増大があります。
技術の専門性と分業体制で皆が協力しなければ競争優位に立てない時代になり、企業組織がどんどん進化し続けて、大企業が主役の時代になり組織論も同時に花開いてきたのです。

そして、私たちが生きている時代における科学技術の革新のスピードは「指数関数的成長」の進化が起きている時代として整理しました。

コンピューターが開発されてから2007年にはスマートフォンが登場し、まだ未来の話だと考えられた量子コンピューターも発明されていたり、IOT、IOE、そして人工知能の話題を目にしない日は無いといっても間違いはありません。その技術革新のスピードに今までの組織論では到底通用しない時代になるのは目に見えています。

この激動の時代に必要な組織の姿とはいったいどの様なものか、それを後半でお伝えしました。

後半はまず組織論の5つのテーマをご紹介しました。 

1、意志決定
2、モチベーション・動機
3、コミニュケーション
4、リーダーシップ
5、価値創出

組織論を語る上で大事になるのが意思決定です。テクノロジーの進化が激しい今の時代で、一番変化させなければならない能力です。何故なら意思決定は毎瞬間行っているもので、その人の人生を大きく左右するとても重要な能力だからです。しかし、これまで意思決定能力は開発されてきませんでした。

今まで開発されてきたのは、衣・食・住・車・スマートフォン、そしてAIまで来ました。この状態は肉体が自分と考える「身体1.0バージョン」と云えます。

次に来るのが、この身体にナノスケールのロボットを入れて血管を掃除したり、人間には手が届かない患部へ直接薬を届けて治癒したりする技術が誕生します。この状態を身体2.0バージョン。

それに止まらず今度は脳内にチップが入り、コンピューターとつながり多様な情報をダウンロード出来たり、脳内のデータをアップロード出来たりする状態になります。これが身体3.0バージョンになりますが、そうまでしても、意思決定能力を変化させる事はできません。

次に突破していくべき今までの組織の限界5つを整理しました。

1、合理的意思決定の限界
2、過去・集団の因果に縛られた意思決定の限界 
3、同一の意思決定を持てない限界 
4、全体主義と個人主義の限界 
5、組織のジレンマ(大きい組織と小さい組織)

これまでの組織の限界や問題が作られる根本的な原因として、脳の癖があります。
今まで人類は多様な知性を生み出し、学問、思想、哲学、宗教、科学を生み出しましたが、「人間とは何か?」や「宇宙自然の成り立ちや仕組み」を理解することは出来ません。脳の初期セッティングに固定された状態で現実を解析するから本当に客観の世界を捉えられません。

この状態を人間性能1.0バージョンとして整理しています。観術の認識技術を活用して、人間の脳を超えて本当の客観世界、完全から全体と部分がどの様な仕組みによって成り立っているかをみることのできるメタ観点を習得した存在を人間性能2.0バージョンと整理しています。


メタ観点についてはこちらの映像を参照してください。

人間性能2.0バージョンは今人間が一番変化させなければならない意思決定能力が開発された存在で、分離独立した意思決定ができる個人で個性完成としています。これらの人々が集まりこれまでの組織の限界を突破して21世紀、新しい組織像を誕生させることが可能になります。

その全く新しい組織像である完全組織、Group Intelligence(AIを超える人類の集団知性)が人間性能3.0バージョンです。

今まで人類は完全組織は歴史上に誕生していませんでした。誰もが憧れる美しい組織の基本単位は、5人です。この5人が集まり、新しい価値を生み出し、5人と5人が出会いまた新しい価値を生み出して行きます。
生命細胞が増殖していくように一個の精神細胞がコピーを繰り返して、人工知能を超えるアイデア、クリエイティビティを生み出せるチームプレイをし、世の中の多様な問題を全部解決して行く事ができるのが完全組織のパワーであり21世紀に必要な組織です。

今の世界情勢の現状は、西洋中心の軍事力と経済力のリーダーシップでは全世界が平和な秩序を作れず、社会を幸せにする事が出来ない事を示しています。それならば東洋から新しい秩序を創造していくべきで、それが出来るのがアジアのエキスをふんだんに持っている日本であると確信しています。

その日本の可能性を20年前に韓国人でありながら、JAPAN MISSIONをたった一人で決断、スタートさせたのが観術創始者Noh Jesuです。
新しい社会のビジョン、認識技術で現実化させていく為のシステムまでもが完成して、2017年を迎えています。
多くの方に関心を持っていただき、皆さまと共に新しいビジョン、新しい社会・文明を創っていくことができたならば、とても嬉しく思います。

会の最後には彼がこれまでに一貫して伝えているメッセージをポエム「新しい希望の胎動」を通してお伝えしました。

次回、シリーズ2回目は、2月18日(土)の開催です。また会場にてお会いできることを楽しみにしております!
今回もご参加いただきましてありがとうございました。

そしてNRグループの文化事業として昨年から行っています「JPAPN MISSION PROJECT」が2月26日(日)に福岡で開催されます。
今回も様々な企画をして認識技術をお伝えしております。みなさまのご参加をお待ちしております。

「JAPAN MISSION PROJECT」ホームページ
http://project.japanmission.jp/

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